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ホーム > プロダクト > ソフトウェア一覧 > Teradata Database 12.0 機能強化のハイライト

Teradata Database 12.0

機能強化のハイライト

Teradata Database 12.0 は、クエリーやデータ更新のパフォーマンスを向上させるための多くの改善を加えています。また、1つのエンタープライズ・データウェアハウス上で、さまざまなワークロードをサービス・レベルを維持しながら同時に処理するための機能も大幅に強化しました。

クエリー・パフォーマンスの向上

今まで以上に完成度の高いオプティマイザーと高い精度の統計情報により、パフォーマンスに優れた最適な実行プランが自動的に生成されます。検索対象を絞り込み、効率的にクエリーを実行する機能も追加し、ビジネス・インテリジェンス(BI)分析をさらに高速に処理できるようになりました。また、パフォーマンスの改善により、同じ時間でより多くの分析作業を行うことが可能になり、意思決定のスピードと量が向上します。

  • オプティマイザー・コスト見積もりの改善
    最適化ルーチンのコスト見積もりサブシステムを強化し、予測コストやカーディナリティの見積もり精度を向上します。より最適なクエリー・プランが生成されることで、クエリーの全体的なパフォーマンスを向上します。
  • 統計情報の機能強化
    統計の収集間隔を増やし、データの分散をより詳細に収集します。また、統計情報内に存在しない、範囲外の統計を推定する技術を導入しました。これらによって、クエリーの見積もり精度が向上し、パフォーマンスが向上します。
  • クエリー・リライト機能の強化
    クエリー・リライトとは、実行依頼されたクエリーを書き換えることで、意味的に同等でより速く結果を返すことができる場合、最適化ルーチンが内部的にそのクエリーを自動的に書き換えて実行する機能です。今回は、クエリー・リライトを1つのサブシステム化して品質を向上するとともに、より多くの機会でクエリー・リライトが発生するように改善しています。
  • マルチレベル・パーティション・プライマリ・インデックス(MLPPI)
    現行のパーティション・プライマリ・インデックス(PPI)の機能を拡張し、テーブルや非圧縮ジョイン・インデックスに複数のパーティションを作成することができます。より細かい単位でアクセス範囲を絞り込むことが可能になるため、さらに高いレベルのクエリー・パフォーマンスが実現できます。

混合ワークロード管理の自動最適化

システム・リソースの有効活用を促す、混合ワークロード管理機能をさらに強化しました。これにより、データウェアハウスの効率性を最適化しながら、ビジネスに対する俊敏性が高まります。

  • ビジネス・ニーズに基づいた、ワークロードの自動的な定義
  • 複数のワークロード・タイプに対するサービス・レベル・ゴールの確立
  • ビジネス・ルールに従った、プライオリティを考慮した戦略の構築
  • サービス・レベル・ゴール順守のモニタリング
  • Teradata Active System Management(TASM)の機能強化
    TASM は、Teradataデータベースに対するさまざまなリクエストをワークロードというグループに自動的に分類し、それぞれのワークロードに適切なシステム・リソースを割り当てることで、システム全体のリソース配分を最適化しながらリクエストのサービス・レベルを維持するシステム管理ツールです。今回この TASM製品を更に強化し、クエリーの実行元をより詳細に分類する機能や、新たなオープン API を提供します。また、より多様なシステム情報を収集してワークロードを分析する機能も強化されたため、今まで以上にシステムのリソースを最大限に活用しながら、予め設定したサービス・レベルを達成することができます。

容易なエンタープライズ環境への統合

ストアド・プロシージャの機能を拡張しました。これにより、アプリケーションの開発効率と生産性が向上し、Teradataデータベースが企業の基盤システムへ統合し易くなります。強力なパスワード暗号化アルゴリズムの採用やシングル・サインオンにより、セキュリティやユーザー認証機能が強化され、ますます重要になる企業のコンプライアンスへの適合が可能となります。また、データベースに関するあらゆるオブジェクト情報を UNICODE で統一して保持するため、グローバル企業では複数言語データウェアハウス環境が構築できます。

  • JAVAストアド・プロシージャ
    従来 C言語もしくは C++ で定義していた外部ストアド・プロシージャを JAVA言語で作成することができます。これにより、企業の既存のスキルを活かしてより優れたアプリケーションを容易に構築できます。
  • UNICODEデータ・ディクショナリ
    データベースのオブジェクト名を、UNICODE を使用してデータ・ディクショナリに格納します。テーブル名やカラム名などが UNICODE で統一されるため、あらゆるクライアント環境から全ての漢字オブジェクト名を共有することができます。
  • - カスタム・パスワード制限
    カスタム・パスワード制限とは、パスワードとして相応しくない用語や名前のリストを事前に登録し、ユーザーがこれらをパスワードとして設定しようとする際に拒否する機能です。データベース管理者は、必要に応じてこのリストを編集(カスタマイズ)することができます。

可用性と有用性の向上

稼働中のデータベースをバックアップする機能や、データの整合性を検証するユーティリティの柔軟性を高めました。これにより、システムに負荷がかかる保守作業の自由度が増し、結果的に可用性と有用性の向上が実現します。また、SQL文による大量データ更新とデータ複製機能のパフォーマンスが改善され、鮮度の高いデータを維持しながら、より効果的でタイムリーな意思決定を行うことができます。

  • オンライン・アーカイブ
    稼働中のTeradataデータベースで、更新処理などと同時にアーカイブ処理を実行することが可能です。更新処理中のアーカイブ処理が簡素化され、ジャーナルを必要としていた従来の制約が解除されます。
  • 再起動可能な SCANDISK
    SCANDISK とは、Teradataデータベースのファイル・システムの整合性を検査するユーティリティです。今回、何らかの理由で中断した SCANDISK を、中断した箇所から再開することができるように改善されたため、中断までに要した時間を無駄にせずファイル・システムの検査時間を短縮することができます。
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