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技術革新とともに 「RDBMSの歴史」

RDBMS開発の歴史年表
1969年
E.F.Codd氏がリレーショナルモデルの最初の論文を発行
1970年
UC BerkeleyがINGRESプロトタイプの稼動を開始
1974年
IBMがSEQUEL言語とプロトタイプを開発
IBMがSystem Rのプロトタイプの稼動を開始
1977年
Relational Software Inc (RSI)の設立
SEQUEL/2へバージョンアップ(後にSQL と改名)
1979年
Teradata Corporation設立
Britton-Lee, Inc.設立 (後にShareBase と改名)
RSI(現在のOracle Corporation)がOracleをリリース
1981年
IBMがVSE用のSQL/DSを発表
Oracle CorporationがVAX/VMS用のINGRESを発表
1983年
IBMがMVS用のDB2を発表
1984年
Teradataが最初のDBC/1012データベースマシンを出荷
1985年
TeradataがBritton-Lee社を買収
1986年
SQLスタンダードの最初のバージョンがリリース
Sybase Inc設立
1987年
TandemがノンストップSQLを発表
1988年
Microsoft、Sybase、Ashton-TateがOS/2用のSyybaseを開発
1989年
TeradataがNCR Corporationとパートナー締結
1992年
AT&TがNCRとTeradataを買収
1993年
MicrosoftとSybaseがパートナーシップ締結を解消
MicrosoftがSQL ServerとしてSybaseを再ブランド化し、Windowsバージョンをリリース
1995年
Computer AssociatesがAsk Group買収の一部としてINGRESを獲得
1996年
Teradata DatabaseがUNIXで利用可能になる
1997年
NCRがAT&Tから独立
1998年
RDBMSで、In-databaseのOLAPとデータマイニングが出現
1999年
RDBMSがY2Kをサポート対応
2000年
RDBMSにオブジェクト指向機能を追加し、複雑なデータをサポート
2001年
RDBMSに初めて、Native XMLのサポートが提供される
2003年
W3CはXQuery、XMLクエリー言語の機能を向上
2004年
SQL:2003 Standardが発売される

リアルタイムの時代?

IT業界の変革スピードは依然として衰えていない。このような環境の中、データベース業界がどこに向かうのか専門家の意見を聞いてみた:

Stephen Brobst氏:「リアルタイムでのデータ取得とイベントベースの意思決定が主流になると思います。ディスクスペースのコストが低下していることを考えると、非構造化データを RDBMS製品に保存することが大幅に増えるでしょう。 また、RDBMS の自己管理機能も益々重要になるでしょう。最後に、CPU、I/O、ストレージの仮想化をサポートするために、グリッドコンピューティングが重要になると予想します」

Chris Date氏:「私が取り組んでいる研究の 1つに、私が “第三マニフェスト” と呼んでいる分野があり、Hugh Darwen氏と一緒にこの分野に既に 10年以上取り組んでいます。 最初の論文は 10ページ程度の短いものでしたが、その後 1冊の本 “Foundation for Object/Relational Databases: The Third Manifesto” にまとめることができました。現在、この本の第3版に取り掛かっています。目的は、リレーショナルモデルを正しく導入できるようにすることですが、研究している時間データについての研究内容も本にまとめました。 “Temporal Data and the Relational Model” 時間データおよびクエリーをサポートすることが製品に大いに求められています」

1970年代末、人々はビジネスがどのように行われているかはっきり理解できませんでした。私たちは、情報を適切に取り扱えば、憶測や神頼みでなく、毎日または一瞬一瞬決定を下すことができるはずだと考えていました。
- PhilNeches(Teradataの共同創設者)

Jim Gray氏:「実際に 2つの重要で関連あることが起こっています。1つは、データベースシステムがオブジェクトを保存しなければならないことを認識し始めていることです。これは、データベースをどのように構築し利用するかということに大きな影響を与えます。もう 1つの重要な動きは、企業はペタバイトの情報(書類、メール、ウェブサイト、電話、音楽、ビデオ、その他)を取得していることです。企業はこのような情報を収集し保存することができますが、アーカイブ内で見つけることができません。したがって、ファイルシステムから、この情報に索引付けできるマルチメディアシステムに移行する動きがあります」

Michael Stonebraker助教授:「新しい種類の処理が出現し始めていると思います。それは、ストリームデータのリアルタイム処理です。リレーショナル(処理)は、静的なデータには非常に役立ちますが、送られてくるデータをリアルタイムで処理できるエンジンに私は注目しています。もう 1つ発展している重要な分野は、センサーネットワーク (RFID:Radio Frequency Identification テクノロジーを含む) です。今後、すべての主要商品に電子的なタグが付けられるようになるでしょう。企業は商品をリアルタイムで追跡し、その結果を履歴情報やビジネスプランと比較したいと思うようになるでしょう。これには、リアルタイムなビジネスインテリジェンスが必要です。グリッドコンピューティングも大きな役割を果たすようになると予想します。

“極端”が良い場合がある

先駆者の方々の過去25年間の努力により、Teradata のような企業が強力なデータウェアハウジング・テクノロジーを開発できるようになった。 しかし、このテクノロジーを利用している企業がそのテクノロジーの進化に貢献していることも事実である。

先駆者の方々の過去25年間の努力により、Teradataは強力なデータウェアハウジング・テクノロジーを開発している。

北米最大の鉄道会社である Union Pacific Railroad や、ゴルフ用品で有名なアメリカの PING 等多くの企業は早くからデータウェアハウジングを取り入れ、日常の経営課題を解決する画期的なソリューションを構築した。 テクノロジーの発展に伴い、企業がテクノロジーを導入する方法も進化した。

今後どうなるか正確に予測することはできないが、次に新しく起こることは、“極端な” データウェアハウジングなのかも知れない。

E. F. Codd博士は2003年4月18日に亡くなった。博士はリレーショナルデータベースモデルを発明し、私を含め多くの人が現在生活できるのは博士の独創的な研究のお陰であると感謝している。 したがって、私はこの記事を亡き博士に捧げたいと思う。Stephen Brobst氏は「Codd博士の研究から、製品化への確実な基盤につながった優れた理論が生まれました」と言う。

Copyright (C) Teradata Magazine - September 2004

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