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株式会社福井銀行

個々の顧客のライフスタイルや金融嗜好にあった商品を
タイムリーに提供する「One to One Marketing」を実現

背景
株式会社福井銀行では、「お客さま第一主義」の考えのもと、お客さまのニーズを的確に捉え最適なご提案をしていくことで良好な信頼関係を継続しようとするCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)のコンセプトに基づく体制作りに注力しています。平成11年(1999年)8月、これを高度に具現化するリテール(個人とのお取引き)戦略上の重要なシステムとしてIT(インフォメーション・テクノロジー)を駆使したCRM統合システムの検討を始めました。
結果
お客さま一人一人に対する適切なサービスの提供やご提案を実現していきます。
お客さまとの良好な信頼関係を築くことによって実現する継続的な取引によって安定した顧客基盤を築き上げ、経営体質の強化を図ります。
結果
「顧客データベース( Marketing Customer Information File:MCIF)」を利用して、顧客データの分析やセールスの対象・方法を発掘し、さらに個々のお客さまとの交渉を記録・管理するCRM統合システムを実現しました。同行の顧客行動の分析と顧客収益把握の中核システムとして、Teradata のデータウェアハウス・ソリューション
超並列サーバー「Teradata4800サーバー」
「Teradata Warehouse」(RDBMS「Teradataデータベース」)
収益計算ソリューション
が採用されました。

会社概要

同行は、主に福井県を中心に北陸三県を営業基盤において、預金量(2001年3月末現在:約1兆8000億円)、貸出金(2001年3月末現在:約1兆4000億円)は県下No.1で創立100周年を超す地域トップバンクです。

課題

同行では、「真のお客さまの視点」での営業を行なうことを実現していくために、さらに高度なマーケティングの実践が重要な課題となっていました。

大量の顧客データを有効活用したい
・顧客データを利用したマーケティング(営業活動を効率的に行ない推進する)
・個人顧客データの一元管理
・お客さまのニーズに見合った営業活動
お客さまの望む商品・サービスを最適な営業チャネルで提供
各種サブシステムとの顧客データの共有

ソリューション

同行では平成11年9月、「CRMプロジェクトチーム」を発足してCRMシステムの検討から構築までを推進し、現在では同組織にて実際にシステムを活用した業務遂行を行っています。
今回導入されたCRM統合システムにおいて中核をなす「顧客データベース(Marketing Customer Information File:MCIF)」では、Teradata4800サーバー 2ノード、ディスク容量約1TBが活用されています。
MCIFには、お客さまの基本属性情報から金融商品の取引履歴や購入履歴、トランザクション・データ等の様々なデータが取りこまれています。また、個々のお客さまの件別明細データに対して個別仕切りレートを用いたカテゴリー別(営業店収益、ALM収益等)での収益計算も行ない、これも時系列に保有しています。
このようにMCIFのデータを活用して、個々のお客さまのライフスタイルや金融嗜好にあった商品をタイムリーに提供するためのマーケティング戦略やセールス戦術の決定を行っています。 これらの業務にあたっては統計解析ツールやデータマイニング・ツールも併せて利用しており、これらは地方銀行でも最高水準の体制といえます。

導入効果

  1. 同行では全店LANが整備されており、営業店窓口端末画面で、お客さま一人一人のデータをもとにした適切なセールスの内容を助言したり、各種シミュレーションを行ないながらの提案ができるようになっています。
  2. 営業店窓口だけではなく、渉外係もパソコンを使って、お客さまに適した金融商品のご提案を行ったり、適切なタイミングでダイレクトメールを送るなどの効果的な営業活動を可能にしています。
  3. この他にも、住宅ローン自動審査システム、消費者ローン自動審査システム、コールセンター等の構築も同時に進められ、MCIFとのシームレスな連携により顧客毎のニーズに基づく一貫した業務対応を行うことで顧客満足や業務効率を上げています。

Teradata を採用した理由

同行では、顧客データベース(MCIF)の構築に際し、以下の理由でTeradataシステムを採用しました。

1. システム構築/運用に関するノウハウ

  • 金融機関向けLDM(ロジカル・データベース・モデル)ベースに他行における豊富な導入実績

2. 顧客データベースを利用した各種分析ノウハウ

  • コンサルティング・サービスの充実

3. 超並列サーバー Teradata4800サーバー/Teradataデータベースの卓越したパフォーマンス

  • MCIFシステムの各種分析業務において鍵となる大量データに対する多様な非定型要求に対し、高速に処理が可能
  • 優れたスケーラビリティ
  • Teradataデータベースの開発/運用の容易性

「当行では、お客さまと継続的に強い信頼関係を築き上げ、より良いサービスや商品を的確なタイミングでご提案し続けていくことが、私共の使命であると考えています。
時代とともに変化するお客さま一人一人のライフスタイルに対応しながらそれぞれのお客さまとの適切なコミュニケーションを実現していくためには、ITの力が必要であると認識し、MCIFを導入しました。
一方で当行ではMCIFなどのITの道具を揃えただけで真のCRMが構築できたものとは考えておりません。このようなシステムは、導入後の使い方こそが重要である、との認識を持って当初から今回のシステム導入に取組んでおり、本システムの検討段階から構築作業中、そして構築後の現在に至るまで一貫してCRM推進の専担部署を設置する体制で臨んできています。
まだ稼動後それほど時間が経っていませんが、既にセールスの現場では、従来は見逃していたと思えるようなお客さまのニーズをうまく捉えることができたというケースも出てきています。引き続きお客さまと当行の双方にとってメリットある関係を築き上げていくよう取組んでいきたいと考えております。」

株式会社 福井銀行 様
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